引越し後に料理の腕をあげる

私が初めて一人暮らしをしたのは、今から20年ほど前です。最初は親に干渉されずノビノビ生活できると意気揚々としていたのですが、いざ暮らしだすと本当に母親の有難さを痛感しました。

多くの人が感じることかもしれませんが、やはり食事の面では慣れるまで大変でした。外食ばかりだとお金もかかるし、栄養も偏るので極力自炊するようにしていました。米の炊き方も、学校の家庭科でならったけど、そんな数回やっただけでは覚えていません。家にいるときに、ちゃんと手伝いをしていれば、こんな大変なことにはならなかったのにと猛反省でした。

母に何度か電話して、料理の作り方も教えてもらいました。今のように、ネット環境が当たり前にあれば、いくらでも節約レシピなどを調べることができますが、昔はそんな便利なものはありません。ちなみに、自分で作った一番最初の料理は卵焼きです。これは私が唯一作れる料理でした。父も母の卵焼きより私のほうが美味しいと誉めてくれたので、調子に乗って家で何度も作ったので、作り方は完璧でした。

そして、次に作った料理はきんぴらごぼうでした。母が作るきんぴらごぼうが大好きだったので真似をして作ってみたのです。しかし、微妙に味が違いました。保存が利くので多めに作ってしまい随分後悔したのを覚えています。

母のような味になるまでに、何度も失敗しましたが、そのお陰か今では主人に誉められるまでの味になっています。引越しをしてからの一人暮らしの時期は、私にとって料理のレパートリーを増やすいい機会になりました。